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Peach Party Project #2

​『ストップ キス』

 

ピーター役

龍直也

Naoya Ryu

龍.png

長崎生まれ、長野、千葉、山形、新潟育ち。

新潟大学人文学部メディア表現文化学にて演劇を専攻中。齋藤陽一教授に師事する。

   舞台『鳩とか腹とか振り子とか、きっと君の体内には廻るクロニクル』メントス役、『E18より愛をこめて』宗像晶役、他出演、手話ミュージカル『ムーンライト・セレナーデ』ムーア役出演予定、学生限定お笑いライブ「ガクコメ!44」優勝、他、司会業、映像製作等、学生業と並行して多方面で活動。

 

YouTubeチャンネル:

https://www.youtube.com/channel/UCHDOrtfZ2g-scyPSN66O6-g

 

 

My True Color

私は『ストップ キス』を上演します。なぜなら、

 

戦隊モノのレッドになりたいからです。

 

それは、目立ちたい、強くなりたい、という訳ではありません。弱くてもいい、地味でもいい。そうではなくて、自分の気持ちに素直に、嘘をつかず真っ直ぐに進める人間になりたいということです。

私は、上に姉、下に弟を持つ三人兄弟の真ん中として生まれました。上下に姉弟を持つと自然と、自分で言うのもなんですが、聞きわけの良い子に育ちました(笑)姉は甘えん坊で両親が大好き。うん、自分は良い子にしてよう。弟は末っ子でのんびりしてる。よし、自分がちゃんとしなきゃ。そのうちいつしか周りが望むような、「そうあるべき龍直也」になろうとしていました。生意気にも。

そんな中、私が9歳の時、両親の関係が離婚寸前まで悪化しました。そんな話を甘えん坊の姉が聞いたら耐えられない。弟もまだ小学生になったばかりの末っ子だ。必然的に私にその相談が来ました。「もし離婚になったら、どっちについて行く?」と聞かれるのです。9歳にして。でも私は本心は言えませんでした。「離婚しないで欲しい」と。「どっちについて行くの全体として収まりがいいのか。」そんなことを考えてすらいました。そのうち私は、「自分がやりたいこと」はある。しかし、そうではなくて、「やるべきこと」いや、「一番場が上手く収まること」しか選択できなくなっていました。本当は自分はこうしたい。でも、こうしたほうが場は丸く収まる。そこに「私自身」はいませんでした。

でも、本当は、その選択をしたかったわけではありません。戦隊モノのレッドは、「あの人を助けたい!」と思ったら、なりふり構わず、たとえそれが効率の悪く、危険な選択であったとしても、真っ直ぐに自分の気持ちに正直に走ってゆきます。しかし、私はどうしても、レッドではなくブルーだったのです。「こうしたほうがいい。だからこうする」。どんなにレッド憧れても、自分の選びたい選択を口にするのが怖くて、恥ずかしくて、そんな自分を守るために、わざと賢いふりをして。でもほんとうは賢いんじゃなく、冷静を気取った、自分の気持ちに真っ直ぐになれない臆病者でしかなかったのです。でも、そんな自分を変えたい!まずは自分が選びたい選択をできる勇気をもつ。そしてその選択をした上で、周りを上手く収められるような人間になりたい。そう考えるようになりました。

だから、高校生の時は戦いました。僕は野球部に所属していて、本気で甲子園を目指していました。毎日毎日倒れるまで練習をして。また、それと同時に、皆を笑わせる、笑顔にする、ということも大好きでした。しかし、おかしなことをしたり、ギャグなどよって皆を笑わせる事は、野球部の真面目なイメージに反する。部の株を下げていると、叱りを受けました。野球は大好きだ。絶対に甲子園に行きたい。でも、お笑いも好きだ。しかしお笑いをしたら野球に支障が出る。私は葛藤しました。しかしやはり、人を笑顔にすることは悪いことではない。笑顔にしていく中で皆に認めてもらえるようになろう。そう信じて、最後まで曲げずに貫き、野球に全力で取り組みながらも、人々を笑わせ続けました。

そうしたら、徐々に認めてくれる人も増え、最後には、私が笑いをとる度に苦い顔をしていた監督も、私の笑いを認めてくださいました。私は、自分のやりたいことから逃げずに、その上でその選択を間違っていなかったと、そう思えるように自分で正解にすることができたのです。

ただ、これは私が、自分に素直に正直になってゆく、戦隊モノのレッドになってゆく上でのほんの一歩です。まだまだ自分の生きたいように生ききれてるわけでは決してありません。ですから、私は今回この舞台を通じて、自分に正直に、それはもちろん、演者やキャラクターだけでなく、見てくださるお客様も皆で一緒になって自分の気持ちに一歩踏み出していきたいと考えています。

私達はまだ旅の途中です。自分の気持ちに真っ直ぐな、皆が皆、十人十色の、自分自身の人生の「レッド」に、一緒になりましょう!劇場でお待ちしてます!

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Peach Party Project #2

『ストップ キス』

 

5月31日(金) 19:00

6月1日(土) 14:30/19:00

6月2日(日)   12:30/17:00

(全席自由・開場は開演の30分前)

@新井薬師  スペシャル・カラーズ

https://specialcolors.jp/access/

【交通】

■JRおよび東西線  中野駅  徒歩13分

■西武新宿線新井薬師前  徒歩5分

​チケット:4,500円

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チケットご予約

​下のボタンをクリックすると、チケット予約サービス「コリッチ」の予約フォームにアクセスします。

必要事項をご入力の上、送信してください。

(折り返し、確認のメールが届きます。)

※メール受信設定の解除をお願いします。

※代金は、当日、劇場受付にてお支払いください。

※チケットのキャンセルはできません。

「LGBTストーリー

〜自分を認め、葛藤を乗り越えた経験とは?〜」

5月19日(日) 10:00〜13:00

 

今なお「自分はマイノリティだ」や、「それを隠して、生きづらさを感じている」といった方々に、少しでも、安心と勇気を持っていただきたい。
そんな想いで、今回本イベントを開催することになりました。
少しでも「生きづらさ」を感じている多くの人に届きますように。

イベント詳細は、こちら。(Facebookページ)

True Colors

トゥルー・カラーズ

ワンネス・クリエイティブでは、世界中で迷いと悩みの中にいる “1人ぼっち” たちに「みんなが特別な『一人』なんだよ」ということを伝え、勇気と安心を手に入れてもらおうと、「True Colors」(あなたの本当の色)という活動をしています。

互いの辛かった半生や、それを乗り越えた経験、今まで誰にも言えなかった本当の夢など、一人一人の人生を文章にして集めるという活動です。

互いに「自分の人生」を出し合えば、そこには多種多様な「True Colors」があるんだ、自分だけが特別じゃないんだ、ということを知ってもらえると思うのです。

また、お寄せいただいた「True Colors」を題材に、書籍化や舞台化、映画化など、様々なメディアを使って、皆さんのストーリーを形にしていけたらと考えています。

ぜひ、この「True Colors」の輪を一緒に創っていきましょう!!

「True Colors」サイトは、こちら。

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